YAMAHA RTX1000のWebGUIが使えるようになるまでの初期セットアップ手順

未分類
スポンサーリンク

この記事は2022年6月を復元したものになります。

どうも初めましてMuhvといいます

初投稿の今回はYAMAHA RTX1000のWebGUIを使えるようにする手順、必要な物などを紹介します。

スポンサーリンク

セットアップをするにあたり必要な物

・YAMAHA RTX1000本体

・シリアルコンソールケーブル(クロス) *1

・LANケーブル

・PC

*1 コンソールケーブルはYAMAHAによると「RS-232C のシリアル端末を接続するためのコネクタです。ここにパーソナルコンピュータを接続する場合のシリアルケーブルにはクロスタイプを使用します。」とあることからクロスタイプのコンソールケーブルを使用して下さい。

ちなみにMuhvはAmazonで1099円(2022/4現在)で販売されていたクロスタイプのコンソールケーブルを使用しました。(YAMAHA公式の物ではないため使用する際はあくまでも自己責任で使用して下さい)

DTECH USBシリアルケーブル 1.8m USB-RS232C 変換 クロス接続 クロスケーブル USBtypeA to D-sub9ピン オスーメス RTXシリーズ ヤマハルーター Windows10/8/7/Mac等対応
DTECH USBシリアルケーブル 1.8m USB-RS232C 変換 クロス接続 クロスケーブル USBtypeA to D-sub9ピン オスーメス RTXシリーズ ヤマハルーター Windows10/8/7/Mac等対応

接続に必要なソフトウェア

接続するためにはCOMポート経由でアクセスできるソフトウェアをインストールする必要があるため今回はTera Termを使用します。

窓の杜
「Tera Term」定番のターミナルエミュレーター

RTX1000を初期化

まずは[IMIT]と書かれたボタンを押しながら電源をつけます。しばらくして前面のPOWERの緑ランプが点灯したら初期化終了です。

ルーターにコンソールケーブルを接続

「SERIAL」と書かれているポートにコンソールケーブル接続してください。

ルーターに接続した方とは反対側の端子はルーターにログインするPCに接続しましょう。

ルーターにログイン

Tera Term を起動してルーターにログインします。
シリアルにチェックを入れてUSB シリアルポート変換ケーブルが認識できているとポートにデバイスが表示されるはずなので選択しますそしてOKボタンをクリックします。

OKを押したのち下の画面のようになったら「Enter」キーを押して下さい。

すると、「Password:」と表示されますが無視して「Enter」キーを押します。ソフトの黒い所に以下のようなメッセージが表示されれば成功です。

コンソール文字の設定

Tera Termの初期状態では文字セットは「UTF-8」になっていますが、RTX1000では「SJIS」にしないと文字化けしてしまうので、設定から端末というところを開き「漢字-受信」「漢字-送信」のところを「UTF-8」から「SJIS」に変更しましょう。変更したらOKを押してください。

ファームウェアバージョンの確認

次にファームウェアバージョンを確認します。下の画像の水色の線で示した所がバージョンに関する表記なのでRev.8.01.29ではなかった場合はファームウェアのアップデートが必要なので次に説明する手順どうりに進めて下さい。Rev.8.01.29だった場合は以下のコマンドを打ち込みルーターのLAN1とPCのLANポートをLANケーブルでつないだのちブラウザで192.168.100.1と入力するとWeb GUIが開けるはずです。

> administrator

# ip lan1 192.168.100.1/24

# save

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-1024x576-1.png

ファームウェアのバージョンアップ

まずはファームウェアを更新するためはルーターにipを設定する必要があるためRTX1000にコンソールで「administrator」と入力し管理者としてログインします。その時「Password:」と聞かれますが無視して「Enter」キーを押します。

次に以下のどうりに入力します。

# ip 192.168.100.1/24

# dhcp service server

# dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent

# dhcp scope 1 192.168.100.1-192.168.100.191/24

これで完了です

次にルーターにTFTPサーバーを設定します。以下のように入力します。

# tftp host 192.168.100.2

次にルーターのファームウェアアップデートするために下のサイトでYAMAHA RTシリーズ専用ユーティリティ・プログラム(RT-Tftp Client 2.0.0)をダウンロードして下さい。ダウンロード出来たら起動します。

RT-Tftp Client

次にファームウェアのデータを以下のサイトからRTX1000のRev.8.01.29のデータをダウンロードしましょう。

firmware release for Yamaha Network Products

ファームウェアのダウンロードが終わったらRT-TFTP クライアントの転送ファイルの参照を押しダウンロードしたファームウェアのデータを選びます。ルーターのアドレスのところに192.168.100.1と入力します。下の画像ののようになるはずです。

ここまで来たらまだ実行を押さずにTFTPクライアントの設定をしていきます。

Windows10の検索欄にコントロールパネルと打ち込みコントロールパネルを開きます。開いたら「プログラム」をクリック次に「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックその開いた欄に「TFTPクライアント」という項目があるのでチェックを入れOKを押しましょう。

次はrtx1000のLAN1とPCのLANポートをLANケーブルでつなぎます。

そしてRT-TFTP クライアントの実行ボタンを押すとファームウェアアップデートが開始されるはずです。開始されたら経過表示の場所に「転送は正常に完了しました」と出るまで待ちます。

上の画像と同じ画面にったらRT-TFTP クライアントのソフトは閉じても大丈夫です。

コンソールでバージョンを確認してバージョンが上がっていれば成功です。

ブラウザで192.168.100.1と入力してみてください。Web GUIが開けるはずです。

まとめ

今回はWeb GUIが使えるようにする方法の紹介でしたがヤマハRTXシリーズは業務用のものなのでもっと難しいと思っていましたが想像していたよりかは簡単だった印象でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました