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Ubuntu Server 20.04 LTSのインストールと初期セットアップのやり方

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今回はUbuntuServerのインストール方法について解説していきます。ついでに初期設定についても解説していきます。

準備

OSをインストールするための準備をします。事前にUSBメモリスティック8GB以上のものを準備しておいてください。

OSのダウンロード

OSデータをダウンロードします。Ubuntuの公式ページからダウンロードできます。

Ubuntuを入手する | Ubuntu
Ubuntuは、スマートフォン、タブレット端末、PCからサーバー、クラウドまであらゆる環境で動作するオープンソースのソフトウェアプラットフォームです。

下の方にスクロールしていくとUbuntuServerの項目が出てきます。ここでダウンロードをクリックするとOSファイルがダウンロードされます。

起動ディスク作成

起動ディスクを作成していきます。USBポートにUSBメモリスティックを接続します。そして書き込みソフトを起動します。インストールしていない方は以下のリンクからソフトをダウンロードしてインストールしてください。

balenaEtcher - Flash OS images to SD cards & USB drives
A cross-platform tool to flash OS images onto SD cards and USB drives safely and easily. Free and open source for makers around the world.

balenaEtcherを起動して先ほどダウンロードしたisoファイルを選択します。

起動ディスクにするUSBメモリスティックを選択します。

きっちり選択されているか確認できたらFlash!を押して書き込みをします。
あとは書き込みが終わるまで待ちます。

「Flash Complete!」と表示されたら書き込みできたことになります。

UbuntuServerのBootとインストール

UbuntuServerのBoot方法とUbuntuServerのインストールをしていきます。

Boot

UbuntuServerをBootします。BootするためにはOSを書き込んだUSBメモリスティックをPCのUSBポートに接続します。その時キーボード・LANケーブル・ディスプレイケーブルを接続しておきます。

今回はASRockさんのマザーボードで説明していきます。それ以外のマザーボードを使用している場合は公式サイトから確認してください。
まずBiosを開きます。

そして項目[CSM]を開き、全ての設定を[UEFIのみ]に設定を変更します。ここで一旦保存して終了します。そしてまたBiosを開きます。

最後にUSB起動ディスクを選択し起動すればUbuntuServerのインストールができるようになります。

UbuntuServerをインストール

UbuntuServerをインストールします。基本的に指示に従って進んでいけばいいのですが一応設定の例として記載しておきます。自分の環境に合わせて設定を変更してください。

起動したらいろいろシステムのチェックなどがあるのでしばらく待ちます。

起動したらはじめに言語を何にするか聞かれます。自分の国の言語を選択してください。

キーボードのレイアウトを聞かれるので自分のキーボードにあった設定をしてください。

ネットワークの設定をします。ここの設定は少しわかりにくいので説明します。ens160の部分にカーソルを持っていき、Enterキーを押します。そして「Edit IPv4」にカーソルを持っていきEnterキーを押します。

「IPv4 Method」の部分を「Manual」に変更します。そして自分のネットワークにあったIPアドレスを入力していきます。画像を参考に変更してください。
設定がOKなら「save」をしてください。

ここではプロキシの設定になります。プロキシ設定は必要な人のみ設定してください。

アーカイブミラーの設定もデフォルトのままでいいと思います。

インストールディスクを選択します。ここで選択したディスクのファイルは削除されます。なので大事なファイルは事前にバックアップを取っておきましょう。

ストレージの詳細な設定ができます。デフォルトのままでいいと思います。

最終確認になります。「Continue」を選択するとディスクがフォーマットされOSのインストールが開始されます。大事なデータがないことを確認した上で実行します。

サーバの名前やユーザーの名前などをここで決めます。

SSHをインストールするか聞かれるのでチェックを入れてインストールしておきます。

他のパッケージもインストールできますがここでは何も選択せず先に進みます。

インストール作業が始まったのでしばらく待ちます。

「reboot」が表示されればインストールが完了しました。「reboot」を選択します。選択したあとUSBメモリスティックをPCから接続解除します。そして「Enterキー」を押します。

UbuntuServerのSSH接続

無事UbuntuServerのインストールが終わりました。ここからはSSHでの接続でサーバを操作します。SSH接続するときに専用のソフトが必ず必要ではないのでターミナルからでもアクセスすることができます。今回はターミナルからアクセスする方法を使います。
ターミナルを開き以下のコマンドを入力します。ただし[]は必要ありません。

$ ssh [ユーザー名]@[サーバのIPアドレス]
The authenticity of host '192.168.101.70 (192.168.101.70)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:y7sioK5lUZ1Ot5GLwccU3+0R0lFMhE9Eb5r996vJyTY.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added '192.168.1.2' (ECDSA) to the list of known hosts.
[email protected]'s password:[パスワードを入力]

これで接続できます。

まとめ

今回はUbuntuServerの初期セットアップやインストール方法を説明しました。文字だけなので難易度が高く思われがちではありますが実際は難しくないのでこの機会にGUIからCUIに変えるのもいいと思います。

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