サーバやVMを簡単にわかりやすく管理できるソフトウェア「 Cockpit 」のインストールについて紹介しています。すごく使いやすいので私も愛用しているソフトウェアです。
Cockpit Project — Cockpit Project
Cockpit makes it easy to administer your Linux servers via a web browser.
Cockpit をインストール
今回の環境はUbuntu 20.04 LTS サーバにSSHで接続して操作していきます。
Cockpitをインストールする前にシステムのアップデートをしていきます。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
アップデートが完了したら以下のコマンドでCockpitをインストールします。
$ sudo apt install cockpit
サーバが起動した時に自動で起動できるようにします。
$ sudo systemctl enable --now cockpit.socket
ファイアウォールを設定している人はポート開放をします。Cockpitは9090ポートを使用しています。以下はufwでのポート開放になります。
$ sudo ufw allow 9090
$ sudo ufw reload
サイトにアクセス
インストールが終わったので実際動いているのか確認してみます。ブラウザを起動し、
「https://[サーバのIP]:9090」と入力してアクセスします。そしてログインします。

アクセスしようとすると「プライベートではありません」と表示されます。なので「このwebサイトを閲覧」をクリックして表示します。

コンソールにアクセスしている時のユーザー名とパスワードを入力してください。
そして、「特権タスクにパスワードを再使用する」にチェックを入れてログインしてください。

ログインすると画像のように情報が表示されます。これで完成です。
まとめ
今回は、Cockpitの導入について紹介しました。いろんな設定がこれで簡単に設定できるのでぜひインストールしておきましょう。
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