書き込みできないArduino UNO を修理する(ブートローダの書き込み)

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Arduinoを使っているとスケッチが書き込めなくなったり、動作がおかしくなったりすることがあります。僕もArduinoにスケッチを書き込もうとするとエラーが出るようになりました。このような問題はブートローダを修復することで直ることがあります。今回は、ブートローダの修復方法を紹介します。以下のサイトを参考にやりました。

Arduino as ISP and Arduino Bootloaders | Arduino Documentation
Arduino ISP turns your Arduino into an in-circuit programmer to re-program AtMega chips.
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修復する

今回のやり方は、Arduino2台使ってやる方法です。1台しなない人はこの機会にもう一台どうですか?
また、書き込めなくなったArduino UNO のICチップの交換部品のリンクです。

動くArduinoにスケッチを書き込む

正常に動作するArduinoに「Arduino ISP」というスケッチを書き込みます。このスケッチは、
ファイル→スケッチ例→11.ArduinoISP→ArduinoISPにあります。

スケッチが開いたら書き込みボタンを押し実行します。

配線

配線図は画像の通りです。左側が正常に動作するArduinoで右が書き込みできないArduinoです。
10番ピンだけRESETピンに配線するので注意してください。

左のマイコンの接続するピン番号右のマイコンの接続するピン番号
1313
1212
1111
10RESET
5V5V
GNDGND

以下の画像は配線後の様子です。

ブートローダを書き込む

正常に動くArduinoとパソコンをUSBで接続します。そしてArduinoIDEでシリアルポートを指定します。

ツール→シリアルポートに行きマイコンを設定します。
そして書込装置の設定を「Arduino as ISP」に変更します。これを間違えると正常に書き込みできません。

準備ができたら「ブートローダを書き込む」をクリックします。

「ブートローダの書き込みが完了しました。」と出れば完了です。

動作確認

ブートローダが書き込めているか確認します。書き込めなくなったマイコンの方をパソコンに接続して、新規スケッチをそのままマイコンに書き込みます。

「ボードへの書き込みが完了しました。」と表示されれば修理完了です。お疲れさまでした。

まとめ

今回は書き込みができなくなったマイコンをブートローダ書き込みで修理する方法を紹介しました。もし、うまく書き込みできなくなったときにこの方法を試してみてください。

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